Soleil
music&Lyrics/桜村眞
静かに雨が降り出してアスファルトは滲んだ
焼却炉の中横たわる君に口付けた
大好きだったあれこれを全部詰め込んで
真っ赤な炎が君を焼いた
数え切れないくらいの思い出が瞼の裏を巡る
静かに糸は解け、魔法が解けるように
夕映え遠く蜩の声
過ぎた日を焼き付けて
悲しみ沈み眠る夜には愛しさを抱きしめた
強く優しく暖かだったその瞳のままで
空の向こうで今でも君は
笑っているだろうか
どれだけ想いを馳せても届かないこの距離を
埋められずにただ立ち尽くし、また胸に刻む
君の欠片を拾い集め後悔を背負って
それでも、僕等は歩いて行かなければ
夕映え遠く蜩の声
過ぎた日を焼き付けて
悲しみ沈み眠る夜には愛しさを抱きしめた
強く優しく暖かだったその瞳のままで
空の向こうで今でも君は
笑っているだろうか
暗闇に咲く太陽の様に俺を照らしてくれた
冷めた心にその体温は痛いほど暖かくて
空を覆った君の雨雲、そっと頬を拭って
孤独の雨の中を独りで歩いてく
歩いてく
may
music&Lyrics/桜村眞
足音一つ響く街角、喧騒は少し遠く
近くに居てそれだけに気付けなかった距離取り繕う
身に着けていたproudを捨てて、君が抱いていた痛みを全て
受け止められてたのならよかったなんて今更思うよ
言葉なんてものは幾らでも、気持ちなんてものは幾らでも
君に届くなら叫んでいよう
例え恋に堕ちたその時が、例え声を聞いたその時が
全て間違いだったとしても
今すぐに君を連れ去りに僕は向かうよ
肌に突き刺さる夜風を追い越して
今すぐに君を連れ去りに街を走るよ
笑って泣いて抱き合えたあの頃へ
零れ落ちた思い出の数
破れた写真を貼り合わせて、思い出すんだ
君の体温
途切れた受話器の向こう側で確実に時間は流れ
求められる程君は大人になって美しく変わる
やり場の無い孤独の塊も、君の居ない隣の空白も、
明日の見えぬ闇の中は憎しみさえ愛しく思えた
言葉なんてものは幾らでも、気持ちなんてものは幾らでも
君に届くなら叫んでいよう
例え恋に堕ちたその時が、例え声を聞いたその時が
全て間違いだったとしても
今すぐに君を連れ去りに僕は向かうよ
肌に突き刺さる夜風を追い越して
今すぐに君を連れ去りに街を走るよ
笑って泣いて抱き合えたあの頃へ
写真を眺めてすごした時間が、
想いを重ねて暮らした時間が降り積もり
少しは僕も大人に変わったんだ
笑って泣いて抱き合えたあの日より
スローモーション
music&Lyrics/桜村眞
分かってんだ本当は
でもまた散らかった部屋で
灯りを点けるのが虚しくて煙草に火を点けた
無責任な言葉が例え誰か傷付けても
いつも自分だけが損してる
そんな気持ちになって
退屈な毎日をまた繰り返しながら
いつか変わるかな
そう言ってただ待っているだけ
描いてた理想はいつか夢に形を変え
人混みに紛れ触らぬ神に祟りはないと
変えられる程強い気持ちを求めてても
いつか変わるから
そう言ってただ待っているだけ
失くしてきたものにでさえもやさしくなれたのなら
何か変わるかな?
心の中の鍵を回した
そっと雨上がりの街に光が射して
またゆっくりと始まる呼吸
もう泣かなくてもいいよ、笑っていよう
少しずつでいい愛していこう
きっとはじめから知っていた
どんな時も、いつも答えは胸の中
自分が選んで、自分が歩いた
そうさ、何処にも代わりは無い
雨上がりの街に光が射して
またゆっくりと始まる呼吸
もう泣かなくてもいいよ、笑っていよう
少しずつでいい愛していこう
この傷を抱いて
過去の君が選んだ先に
脆く弱く美しい今日がある
人を愛し、人を許して
生まれたこと
それだけで感謝
広い世界
君と出会えた奇蹟
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