Creeping
music&Lyrics/桜村眞
「擦れきった声を張り上げて何を描く?何が描けるものか」
「所詮答えなど出せずお前は聴衆に疑問を投げてるだけ」
「ほつれた糸の先を追いかけるうち絡まったことに気付かずに、
忘れちゃいけない大切な始まりの意味を置き忘れてないか?」
「振上げた拳下ろすtiming見失っていつかfade out、
情熱はいつしか錆び付いて逃げ込む逃げ場はそうさfreak out」
「もう今更声を張り上げて何を歌う?何が歌えるものか」
忍び寄る声に今日も怯えながら息をする
降り注ぐ星を集めてこの胸に灯せたら俺も笑えるかな?
不確かな真実と、不確かな現実と、不確かな旋律の中で生きてる
確かな真実を、確かな現実を、確かな未来を求めているのに
降り注ぐ星を集めてその胸に灯せたら君は笑ってくれるかな?
もしも俺が必要なら、望んでくれるなら
俺も笑えるから
不確かな真実と、不確かな現実と、不確かな旋律の中で生きてる
確かな真実を、確かな現実を、確かな未来を求めているのに
不確かな真実と、不確かな現実と、不確かな旋律の中で生きてる
不確かな真実を
不確かな現実を
不確かな旋律を
「確かな未来に」
Ring
music&Lyrics/桜村眞
闇夜照らす月を眺め
過去は俺をまた連れ去る
穏やかな瞳、か細い腕、
君の吐息、君の仕草…
暮れる夕日 肩に背負い
鏡の前立ち尽くした
君は深い眠りの中
どんな夢を見てるのだろう
終わりは突然に、糸が切れる様に
君の体温を奪っていく
静かに虚しさと、襲う無力さで
俺の時計はあの日のままで
今も止まってる
闇は深く追憶の狭間で
立ち止まったまま眠りの向こう側
瞼を閉じればまだ
あの日のままの君が居るから…
何気ない日々を静かに過ごして
限りない愛をただ分かち合って
そんな毎日を、
そんな日常を、
そんな情景を、
-まだ傍に居たいから-
闇は深く追憶の狭間で
立ち止まったまま眠りの向こう側
瞼を閉じればまだ
あの日のままの君が居るから…
闇夜照らす月を眺め
過去は俺をまた連れ去る
穏やかな瞳、か細い腕、
君の吐息、君の仕草…
Hydrangea
music&Lyrics/桜村眞
窓を叩く雨の音に追い詰められ眠れないよ
灯りの無い浴室に浸かる水浸しの胸の中
幼い頃飛び込んだ暗いダムの底で見た
腐乱死体に自分を重ねた
誰にも言えずそのまま必死で岸に上がった
あの日から雨の音が怖くて
窓を叩く雨の音に追い詰められ眠れないよ
かじかむ手と青白い唇、水浸しの胸の中
幼い頃思い出す 周りに上手く馴染めず
作り笑いばかり上手くなった
離れていく友達をいつも笑顔で見送り
本当のことは言えずに泣いていた
五月雨が僕の頬を濡らしたように見えた
蜃気楼のように佇む紫陽花が笑う
さ乱れる僕の長い髪をそっと撫でて
抱きしめてくれる人なんて居なかった
そうさ独りが嫌いで、嫌いで
誰かに傍にいてほしかった
いつも独り絵を描いていた
そうさ自分が嫌いで、嫌いで
誰かに褒められると嬉しくて
独りが好きなフリをしていた
窓を叩く雨の音に追い詰められ眠れないよ
灯りの無い浴室に浸かる水浸しの胸の中
Fragile
music&Lyrics/桜村眞
僕達は未来に何を思い
今日という日を振り返るのだろう
これからの未来に何を望み
何を犠牲にして生きるのだろう
沢山の思い出が、沢山の裏切りが
幾つもの日々は降り積もって
僕を大人に変えて、君を大人に変えて
もう一緒に居れないことを知る
最後に繋いだこの手が離れてしまう前に
「ありがとう」と伝えたかったんだ
静かにほどける指の隙間落ちる愛しさは
君に何か残せたのかい?
遠い日の1ページをめくれば
笑い合う僕等がそこにあって
それも時間と共に色褪せて
忘れることで僕等は生きてく
少しずつ流れてく、少しずつ変わってく
街並の中でかみ締めてた孤独が溶ける様に
あの人の隣にはもう
誰かが居て笑っているだろう
二人で繋いだ思いが離れてしまう前に
大切さを伝えたかったんだ
何処を探しても君の代わりなんていないけど
君は遠く離れてゆく
最後に繋いだこの手が離れてしまう前に
「ありがとう」と伝えたかったんだ
静かにほどける指の隙間落ちる愛しさは
君に何か残せたのかい?
君が居ない部屋の沈黙が
日々後悔と自責の念が
君への想いを募らせる
視界を曇らせる
Hesitation
music&Lyrics/桜村眞
存在意義を確かめたいと
旅に出る為乗車midnight
闇夜を照らせ照射headlight
日々のlife見つめる
意味の無いnewsばかり垂れ流すradio
channel気持ち切り替えready go
切り離すのさこの関係を
声が聞こえなくなるまで遠く
speedを上げて
徐々に景色は流れ
過ぎ去る思い出の如く
幼い頃遊んだ工場跡が
いつの間にか更地の如く
街は絶えず人で溢れ
誰かが欠けたとして気付かないのに
どうして俺が必要だって言えるのかい?
世界に俺はno need
no need
暫くして街並は遠く
車を停めて森のslope
登りきった所でtight rope
君の声聞こえる
いいのかい?立ち止まればまた過去に出会う
絶望感、孤独に呑まれる
ぼんやり浮かぶ月夜のdejavu
影を振り払って進め、遠く
迫り来る月を振り切ろうと
捕食者に追われる兎の如く
群れから取り残され
黒い森に迷い込んだ子羊の如く
森の中は闇で溢れ
誰かが消えたとして気付かないのに
どうして俺は息を切らして逃げるのか
知ってるだろ?no need
no need
森を抜けてその先へ向かう
強く見えるのはただのbluff
孤独故にふと、歌を歌う
Eater
music&Lyrics/桜村眞
砂嵐が止んで静けさが来る
軽い目眩の後、俺は歩き出す
見上げた空は青く透き通る
真っ赤な砂をただ風に流した
足元に転がる”誰か”の死体
今でも銃声が響き渡る街で子供達が泣き叫ぶ
賛美歌が響き渡り、空は青く透き通る
人間が打ち抜かれる街で大人達は視線を逸らす
-空は青く透き通る-
此処には無い答えを探している
君のその目、俺のこの手、全てが愚かだろう
何処にもない居場所を探している
漂うだけ、俺の両手は空を切る
今でも銃声が響き渡る街で子供達が泣き叫ぶ
賛美歌が響き渡り、空は青く透き通る
人間が打ち抜かれる街で大人達は視線を逸らす
此処には無い答えを探している
君のその目、俺のこの手、全てが愚かだろう
何処にもない居場所を探している
漂うだけ、俺の両手は空を切る
Harmonia
music&Lyrics/桜村眞
風に歌う賛美の歌を
何故に歌う 気の触れた様に
風に歌う命の歌を
何故に生きる暗闇で
足を掴むか細い腕は
何を望み、伝えているの
肌に残る爪の感覚
何故に憎み殺し合う
もっと僕等が許せたのなら
もっと僕等が愛せたのなら
世界中の闇に降る雨を
止められるのでしょうか
孤独な世界に生れ落ちて影を作り
失い続けて、生き続けて、何を望む?
糧を無くしかけてる今も
数を増して侵し続ける
いずれ気付く時が来るだろう
僕等の罪、愚かさを
TVの中押し込めたreal
そこにどんな意味があっても
気付く時間与えられずに
今日も日々は流れてく
それでも今は掛け違えた
bottun holeを探してる
沢山の出逢いと別れが教えてくれたから
もっと僕等が許せたのなら
もっと僕等が愛せたのなら
もっと僕等が強くあるなら
世界中の闇に降る雨を
止められるのでしょうか
孤独な世界に生れ落ちて影を作り
失い続けて、生き続けて、弧を描いて
誰もが孤独で迷いながら歩いてゆく
それでも愛されたいと願う
Trace
music&Lyrics/桜村眞
僕等はただ何もしなくても時間が流れ年老いていく
その中で幸せや不幸せだとか
僕等は時間を垂れ流す、僕等は人生に甘えている
幼い頃の目標はいつしかきえていた
この世に生を受けてから今までの人生を振り返る
思い返せるだけの全ての出来事を
世界は果てしなく広がり、この道はどこまでも続いてると
そう思っていた
やがて時間が過ぎ、季節は移ろい色んなことを覚えた
裏切りも愛も全て知ったから 「もう泣かないでいいよ」 って
言ってほしいだけ
傷つけ合って、慰め合って擦り減らしてきた何かを
拾い集めて疲れた僕がいるよ
何処から間違っていたかなんてわからないけれど
今生きるこの世界は紛れも無い現実だから
少しずつだけど気が付いて、少しずつ変えていける様に
僕に出来ることからはじめてみよう
硬く擦り減った鍵をゆっくりと回し、光が零れた
裏切りも愛も全て許したら 「もう泣かないでいいよ」 って
言ってほしいから
傷つけ合って、慰め合って擦り減らしてきた何かを
拾い集めて疲れた僕に手を振った
声が遠くなって
世界が少しずつ明るさを取り戻して色付いていく
胸の中にあった闇は消えないけど
少しずつゆっくりと変えていけばいい
悩み続けて、もがき続けて一人探してきた答えを
見つけられずに夢を見てきた
向き合うべきものと向き合わずに
嘘を重ねて、大人になって擦り減らしてきた何かを
拾い集めて、拾い集めて、
汚れた両手で拾い集めて
傷つけ合って、慰め合って擦り減らしてきた人生を
忘れない様に歌い続ける
「僕は此処にいるよ」
Arrival
music&Lyrics/桜村眞
扉の向こうで今でもまだ泣いてる
僕に決別を「大丈夫だよ」って
過ぎ去りし日々に帰ることは出来ない
確かな事実は”今日を生きている”
誰か羨むことや争うこと全て
命が尽きれば無価値なものになる
泣いて笑って精一杯生きていよう
終着はそこでいいだろ?
降り出した雨はいつか止む
出逢いと別れの繰り返しの中で
小さな希望と迷いの中でいつしか
大切なものを見つけた気がして
-優しさが僕を変えた-
誰か羨むことや争うこと全て
命が尽きれば無価値なものになる
だから
泣いて笑って精一杯生きていよう
終着はそこでいいだろ?
降り出した雨はいつか止む
出逢いと別れの繰り返しの中で
小さな希望と迷いの中で今、
この瞬間を分かち合おう
泣いて笑って精一杯生きていよう
終着はそこでいいだろ?
降り出した雨はいつか止む
出逢いと別れの繰り返しの日々が
小さな希望と迷いの日々がいつしか
大切なものに変わったのならば
君はまた歩き出せる
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